オリンピックの種目にも含まれ、根強い人気のあるアイスホッケーですが、体つきがしっかりしてきた大学生頃からアイスホッケーを始めるという方も少なくないでしょう。しかし、アイスホッケーについてその詳細を知る方はまだまだ多くありません。
実際に始めようとすると、「具体的にはどんな競技なのか」、また「何から始めればいいのかわからない」といった疑問が生じます。そんな方に、改めてアイスホッケーの魅力と始め方を紹介します。
1.アイスホッケーの魅力はさまざま
まずはアイスホッケーの魅力について、さまざまな観点からご紹介していきましょう。
1-1.二つの“もの”の異常なスピード感
アイスホッケーは、あらゆる“もの”のスピードが異常に早いのが特徴です。その“もの”の一つ目は、空中を飛び交うパックです。なんと競技中のパックの飛ぶスピードは、最大160㎞/hにもなります。そして、スピードが速い“もの”の二つ目は、プレーヤーです。スケートシューズを履いたプレーヤーが走ると、最大60㎞/hものスピードが出るのです。この二つの異常な速さの“もの”が試合中の20分間ずっと動き回っているのですから、圧倒されることでしょう。
1-2. 重たいパックを打ち返す迫力
何といっても迫力がすごいのが、アイスホッケーです。アイスホッケーは、重さ約160gあるパックと呼ばれるゴム製の円盤をスティックを用いて飛ばすスポーツです。そのパックをはじく時や、パックが壁にぶつかる際にものすごく大きな音が鳴ることでもより一層迫力が感じられます。その迫力は、氷の上で行う格闘技と言われるほどです。
1-3.自由に選手交代ができること
アイスホッケーのルールでは、選手交代に許可が必要なく、いつでも行うことができます。どんなスポーツでも体力がいり、疲労すると選手交代したいものですが、交代には許可が必要になります。
アイスホッケーの場合、試合時間は20分、ベンチ入りは計22名ですが、開始1分であろうがいつでも交代が可能です。これは、アイスホッケー特有のルールであり、魅力ではないでしょうか。このような特殊なルールがある理由は、アイスホッケーが、他のスポーツにはないスピード感や、重たいパックを打ち返すだけの体力がいるスポーツだからです。
2.アイスホッケーの始め方
アイスホッケーは、「他のスポーツのように大学生になってから始めるのは遅い」といったことがありません。なぜなら、中学や高校の部活では経験できないことが多いからです。そのため、大学生から始めてもレギュラーになれる可能性が高くなっています。では、大学でアイスホッケーを始めるにはどのような手順を踏めばいいのかを解説します。
2-1. 大学や周辺でアイスホッケーのチームを探す
大学生活を送りながらアイスホッケーをするなら、大学を含めた、家や大学の周辺でアイスホッケーのチームがあるかを探すことから始めましょう。積極的に試合を行っているチームなのかなどをチェックしておくと入ってから後悔せずに済みます。
2-2.費用について調べる
アイスホッケーはお金がかかるスポーツの一つです。事前に必要な費用をざっと知っておくことも重要です。大学生から始める場合、子どものように成長することがないので、小さいころから始めることが多い他のスポーツと比較するとトータルでは安く済むこともあります。
アイスホッケーの装具を一式揃えるには、約10万円必要と考えておきましょう。これはあくまでも各道具の平均額を合わせて出した参考値です。道具費用の他にも、大会費用や遠征費、部費などチームによっては必要になる場合があります。事前に費用についても詳しく調べておくことが大切です。
2-3.道具を揃える
チームと費用を見据えたら、ここでようやく道具を揃えていきましょう。この道具選びがアイスホッケーを始める醍醐味です。アイスホッケーは、氷の上で行う格闘技ですから、身体をまもるために必要な道具はたくさんあります。
以前は義務化されていなかった道具でも現在は着用が義務付けられているものばかりで、一式揃って装着していないとゲームを行うことができません。聞いたこともないような道具も多々あることでしょう。そんな時は、店頭でお店の方にお話を聞くことで間違いがなく、時間もカットできて有効的です。
2-4.チームに所属する
道具が揃ったらいよいよチームに加入しましょう。所属したいチームにアポイントを取って、参加させてもらいましょう。
3.まとめ
アイスホッケーを大学から始めたいと思う方もたくさんいらっしゃることでしょう。日本ではそれほどメジャーとは言えない部分も多いアイスホッケーですが、大学生から始めるにはぴったりのスポーツです。チームと費用を見据えたら、さっそく道具を揃えていきましょう。
「サーティーンスポーツ」では、アイスホッケーの道具を専門に取り扱っています。専門店ならではのサポートも充実しており、どんな質問にもお答え致します。ぜひ一度、「サーティーンスポーツ」へ足をお運びください。