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アイスホッケーで多い怪我とは?おすすめの予防策と共に紹介します

 アイスホッケーは氷上の格闘技と呼ばれており、その名のとおり接触による危険度は高く、怪我をしやすいスポーツの部類です。長年プレーをされている方に聞いても、「怪我をしたことがない」という人のほうが少ないスポーツと言えるでしょう。

 ただ、どんなスポーツにも怪我は付きものですし、今は用具も揃っているので過剰に怖がる必要もありません。正しい知識と予防策を知って、アイスホッケーを楽しんでいただければ幸いです。今回の記事では、アイスホッケーの怪我について解説しますので、ぜひ参考にしてください。

1.アイスホッケーで多い怪我

 アイスホッケーで一般的に多いとされている怪我は、これから紹介する5種類の怪我になります。怪我の種類を知っておくことで予防に意識が向き、怪我を防げる確率も大幅にあがるので、しっかり知識としていれておいてもらえたらと思います。

1-1.腰痛

 アイスホッケーは氷の上で常に姿勢を保っておこなうスポーツです。普段は使わない筋肉を使い、氷の上で姿勢を保つ必要があるため、足・背中・お腹の全身を使い続けます。そして、アイスホッケーの基本姿勢は肩・膝・つま先を一直線にする必要があります。

 そこで全身の筋肉を使いつつ、基本姿勢を長時間キープすると、姿勢を保とうとするなかで腰に負担がきてしまい、多くの人が腰痛につながっていってしまうのです。

 最初の慣れていないうちほど腰痛になりやすいのですが、ムダな動きや筋肉の使い方を覚えていくと減っていくものですので、ご安心ください。

1-2.膝の靭帯損傷・断裂

 アイスホッケーはスティックで相手をかわしたり、点を決める必要があったりするため、フェイントの動作が必要になります。フェイントで上半身と下半身が別の動きをしたときに膝関節や靭帯にねじれが生じて、膝の靭帯損傷・断裂がよく起こります。

 とくにゴールキーパーは「バタフライ」という動作をすることがあるので、注意が必要です。バタフライとは膝を内側に向けて、膝からそのまま下に座り込むようにパックを止めることなのですが、この動作も膝関節や靭帯に負担がかかるため、怪我につながりやすくなります。

1-3.足関節捻挫

 アイスホッケーの靴は固い素材を使っているため、一般的に自分でねじっての捻挫はほぼありません。しかしプレー中に他の選手との接触によって上に乗られたり、人と壁にはさまれたりすることがあるので、足関節の捻挫につながるケースが多いのです。

 どうしても接触するスポーツですので怪我をゼロにすることは難しいかもしれませんが、意識次第で防げることもあるので、接触する際にはご注意ください。

1-4.手関節捻挫

 アイスホッケーは、スティックでパックを保持しながらプレーします。スティックは自分の身長ほどの長さになるため、相手に接触したときに手を逆方向に持っていかれることや、そのまま転倒して手関節の捻挫につながります。

1-5.骨折/打撲/脳しんとう

 骨折や打撲もとても多いものです。アイスホッケーは壁を使える唯一の競技なのですが、時速50kmにもなるスピードで壁にぶつかったときの衝撃ははかりしれません。骨折や脳しんとうが起きるときの多くは壁と接触したときに起こります。

 また、体のほぼすべては用具で守られていますが、硬いパックやスティックが用具の間から体にあたることもあり、その際に打撲につながっていきます。

2.怪我の予防策

 最近ではマウスピースも義務づけられるようになるなど、アイスホッケーにおいて怪我の予防に対する意識は高まってきています。しかしアイスホッケーは接触することも多く、怪我をまったくせずにプレーすることは難しいのが事実です。そこで長くプレーするためにも予防策を意識することをおすすめしています。

2-1. 用具を万全に準備して予防しよう

 リンク上の亀裂や穴、異物や不純物はないかの確認はもちろんですが、自分の責任の範囲で予防できるのが用具です。

 事前に以下の4項目を確認してからプレーするように心がけましょう。

・スケートエッジは十分に研がれているか

・防具やスティックの破損や不正な改造などがないか

・防具の着用は万全か

・パックの摩擦や欠損はないか

 どんなスポーツでも当てはまることですが、怪我をしないことが長くスポーツを楽しむことにつながるので、怪我の予防から意識してみてください。激しいイメージがあるスポーツですが、高齢の方でも続けられている人はたくさんいます。

 怪我のことばかり書いてしまいましたが、正しく予防すれば長く楽しめるスポーツなので、正しい知識と正しい予防方法でアイスホッケーを楽しんでいただけたら幸いです。

3.まとめ

 今回はアイスホッケーの怪我の種類、予防策について紹介させていただきました。さまざまな怪我を予防するためにも、用具の確認やストレッチなどの基本的な準備は怠らないことが重要となります。

 怪我の予防をするための用具や、用具のケア商品は「サーティーンスポーツ」にてそろえていますので、まだお持ちでない用具、必要なケア商品があればぜひご購入ください。怪我の予防に関するアドバイスもさせていただきます。