アイスホッケーは激しいスポーツなので、選手の体を守る必要があります。その一環としてフェイスマスクを着用しますが、フェイスマスクにはどのような種類があるのでしょうか。今回の記事は、アイスホッケーのフェイスマスクに注目しました。記事の最後でスポーツの始め方も解説しているので、合わせてご覧ください。
1.アイスホッケーのフェイスマスクについて
危険な動きを伴うアイスホッケーでは、選手の体を守るために用具に関する規則があります。
1-1. 規則に基づくものであること
アイスホッケーの用具はプレイヤー用とゴールキーパー用で異なっており、国際競技規則に基づいて着用します。選手の安全を守るために、厳しい規則が定められているのです。
1-2. フェイスマスクの役割とは
アイスホッケーは、脳震盪を伴う事故が発生するスポーツです。「氷上の格闘技」という別名があるほど、選手は激しい動きをします。最高時速180kmにもなる「パック」を奪い合う時には、滑る氷の上でボディチェックをされることもあるのです。
パックとは、球技で例えるとボールのようなもので、相手のゴールにどれだけパックを入れたかにより、勝敗が決まります。このように激しいスポーツのため、女子全員と18歳未満の男子にはフェイスマスクの着用が義務付けられているのです。
1-3. ゴーリーのマスクは少し違う?
アイスホッケーのゴーリーは、自身の体を使ってパックを止めるので、ほかの選手よりもしっかりとした防具が必要になります。ほかの選手とゴーリーを見比べると、その違いがよく分かることでしょう。
ゴーリーが使うマスクは「ゴーリーマスク」と呼ばれており、さまざまなデザインがあります。マスクにペイントを施して、オリジナルのデザインを楽しんでいる選手も多いです。日の丸をデザインすれば日本の選手だと分かりますし、星条旗がデザインされていれば、アメリカの選手だと分かります。
迫力あるデザインのバックにキャラクターを施して、可愛い雰囲気を演出したフェイスマスクもあります。ゴーリーマスクは顎まで覆うので、さまざまなデザインを楽しめるのです。アイスホッケーを見る際は、ゴーリーマスクに注目して見ると、普段とは違った楽しみ方ができるでしょう。
本項では、ゴーリーマスクのデザインについて紹介しました。しかし、フェイスマスクは顔や頭部を守る大切なものなので、流行で選ぶのではなく、ご自身の状態に合わせて選んでください。
2. アイスホッケーの始め方
周囲にアイスホッケーをしている知り合いがひとりもおらず、始め方が分からない人も多いと思います。ここで、アイスホッケーの始め方をチェックしてください。
2-1. 始める環境をチェックしよう
アイスホッケーを始めたくても、始める環境が整っていなければスタートできません。自宅から通える範囲内に、アイススケートリンクがあることが大前提になります。
理想の場所は、車でおよそ30程度走れば到着できるところです。アイスホッケーの練習は、一般の方やフィギュアスケートの方と一緒にはできません。そのため、アイスホッケーの練習時間は深夜や早朝になる場合が多く、電車が通っていない時間に向かう必要があります。アイスホッケーを始めるのが自分ではなくお子さんであれば、日曜の深夜や早朝に送り迎えをする可能性があるのです。
現在の日本ではスケートリンクの数が多いので、さまざまな地域でアイスホッケーが可能になりました。最初に、始める環境が整っているかどうかをチェックしてください。
2-2. アイスホッケーのチームを探そう
環境が整っていることももちろんですが、近隣にチームがあるかどうかも必須の条件です。アイスホッケーのチームさえ見つかればいいわけではなく、自分の状態にマッチしているかどうかが重要になります。
インターネットを利用してチームを探すことは可能です。しかし、アイスホッケーの人口が少ないために、公式Webサイトを持っているチームは少数です。日本には、「日本アイスホッケー連盟」という団体があるので、団体やスケートリンクのスタッフに問い合わせてください。
2-3. 始める時期はいつ?
アイスホッケーを始める時期に決まりはないので、思い立ったらすぐに始められます。年齢層は幅広く、3歳から70歳の人がアイスホッケーで活躍しています。上手になりたいのであれば早い方がいいのですが、楽しむ程度なら何歳から始めても問題はありません。ただし、お伝えした通りケガを伴う激しいスポーツだということを心がけてください。
2-4. 用具を買える場所はどこ?
スポーツショップや、アイスホッケー用品の専門店等で購入が可能です。店頭販売だけではなく、ネットショップを展開している専門店もあります。自宅にいながら在庫やセール品をチェックできるのは、一般的なネットショップと同じです。
2. まとめ
アイスホッケーのフェイスマスクは、他の選手とゴーリーとで異なることを解説しました。選手の体を守るために、なくてはならない用具なのです。今回紹介した始め方も参考に、マスクも揃えてぜひ始めてみてはいかがでしょうか。
「サーティーンスポーツ」では、アイスホッケーに関する用具を扱っています。ゴーリーマスクも複数の取り扱いがありますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。