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最近おもうこと

 

苫小牧東高校を卒業し関西に住み始めて27年、サーティーンスポーツとして独立してから19年(計算あってるかな?😅)。ずいぶん長い時間がかかりましたが、ようやくアイスホッケーの普及や育成について考えるようになりました。

 

ホッケーショップをはじめたきっかけ

僕は小さな頃からホッケーを始めてトップ選手として活躍したわけではありません。幼稚園から小学5年生までは苫小牧に住んでいましたが、本格的にホッケーはしていませんでした(公園リンクで遊ぶ程度はしてました)。父親の転勤もあり、防具を買ってもらい本格的に始めたのは5年生の冬、名古屋の中日クラブに入ってからです。その後、中1の冬から札幌・月寒ジュニアに入り、苫小牧東高→立命館大学とホッケーを続けてきました。

当然、ホッケーが大好きなのですが、お店からカタログをもらっては、それをずーっと眺めているだけで幸せだった「防具大好きっ子」で、将来は防具屋さんか古着屋さんになりたいなーと何となく思っていました。

大学卒業後いったんは就職しましたが、防具屋へのあこがれが捨てきれず、京都にあったカナダ直輸入のホッケーショップでアルバイトを始めました。その社長が、ロマン・ベンガート(NCAA・LSSUで活躍する三浦優希選手の元チームメイト)のお父さん トッド・ベンガート氏です。その後、ベンガート氏がカナダへ帰国するのをきっかけに、事業を引き継ぐ形で「サーティーンスポーツ」として開業しました。

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関西のジュニアアイスホッケー事情

これまで20年近く京都・滋賀でショップを運営してきたわけですが、その間にジュニアアイスホッケーの環境も大きく変わりました。リンクの閉鎖や新設・改修があり、関西における施設面(氷やフェンスなどのハード面、リンク数)での環境はそう悪くないと思います。

北海道や八戸などと比べて練習が多くできないのは、フィギュアスケート人口の多さです(むしろホッケーより多い😣)。リンク確保が難しいという事情の中、選手・保護者・コーチたちは、週に1~2回(時には遅い時間帯)の練習で切磋琢磨しているわけです。ここ数年は、少子化や日本代表の低迷(←関係ないかも)でジュニア選手の数は減ってきていると感じます。これは他の地域でも同じですね。

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ホッケーを人気競技(メジャー)にするために

アイスホッケーは日本ではマイナースポーツです。もしかしたら、苫小牧や釧路にお住まいの方はこのことに気が付いてないのかもしれません😜。本気でホッケーの普及や強化を考えるのであれば、このスポーツを全国区にするしかありません。「上手くなりたかったら北海道においで~」では、いつまでたっても一部の地域のスポーツのままです。

では、アイスホッケーを全国区にするにはどうするか??
関東以西のチームを強化してメディアや地域コミュニティに注目してもらう。誰でも考え付く当たり前のことですが、やはりこれがいちばんの近道だと思ってます。ほかに良い案があれば、ぜひ教えてください🙏。

関東の小学生チームが全国大会で上位になるのは珍しくなくなり、数年前には愛知県(中日クラブ単独かな?)が、北海道のチームに勝って優勝したこともあったはずです。ところが、関東以西で活躍したジュニア選手は高校進学時には地元を離れてしまうケースが多いのです。地元で育った良い選手が、みんな高校から他地域へ出て行ってしまっては、強化にはつながりません😣。もちろん「より高いレベルで」とか「日本代表になりたい」という子どもたちの気持ちは理解できますし、ご両親もお子様の気持ちを尊重される場合が多いと思います。

この「選手流出」をどう防ぐのか。連盟や学校で「他地域の選手の登録は〇名まで」などのルールを決めるしかないです。が、これは多少ムリがありますし、子どもたちの気持ちも尊重しなくてはいけません。

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どうやって地元のチームを強化するか


僕が考えたこと。

とにかく選手数を増やす。

そもそもの選手が少ないから、他地域に出ていくと困るんです。かといって北海道からこちらに来てくれる子どもはまずいない。。だったら、ひと学年に10人くらいが当たり前(それ以上集まれば別チームも作れる)のチームを作ってやりましょう!(全員出て行ってたら元も子もないですが。。)

ということで、

サーティーンスポーツの地元、滋賀ジュニアに入部ご希望の方には、
ホッケーを始めるのために必要な防具一式を無料レンタルします!✌🏻
もちろん新品。入部した子が上手くなるかどうかは、コーチやご父兄の方々にお任せします。ジュニア選手が増えれば、そのうち高校も強くなるでしょう(←楽観的😆)。

試合の機会を増やす
最近、スキルアップのための練習会やホッケークリニックは多々ありますが、そのスキルを実践する試合(大会)が少ないです。タイミングを合わせたり、相手との駆け引きやボディチェック(中学生以上)、プレー選択の状況判断能力は、実践のほうが身につきやすいものです。

試合経験を積んでもらうため、昨年から「キングスカップ」として4on4のゲームを開催しています。リンク全面を使った4on4では、プレーするスペースが広くなります。パックに触れる機会・スコアリングチャンス(ゴーリーからするとセーブ機会)が増えますし、運動量も多くなります。普段の練習とは違うメンバーでやることも刺激になっていると思います。

今はまだ参加者が少なく、小学生から大人までの混合チームでゲームをしていますが、いずれは年齢・レベルにわけたリーグ戦を開催したいと思っています。リンクの確保やレフェリー等々、僕ひとりでは実現できませんので、ご興味あり協力します~という方、ぜひご連絡ください!

 

終わりに

初めてのブログで、書きたいと思っていたことから違うものになってしまいました。。今後も継続して書いていきたいと思います!