スケートリンク上で点を取り合う姿は、まるで冬の格闘技と言われるほど、観客までもが熱くなるスポーツがアイスホッケーです。小さな子どもから年配の方まで幅広い世代が楽しめ、寒い地域以外でも人気があります。アイスホッケーは、スケートを履きながらバランスをとり全身を使って動くため、スポーツ系の習い事にも最適です。
しかし、必要になる道具やレッスン料など、習い事にかかる費用がわからない方もいらっしゃるでしょう。そこで今回の記事では、アイスホッケーを習うメリットを詳しく解説し、習い事の費用についても合わせて紹介します。
1.アイスホッケーを習いはじめるには
オリンピックでも注目されているアイスホッケーを、習い事として考えている方もいらっしゃるでしょう。しかし何歳からはじめられるのか、周りに習っている人がいなければ、なかなか情報として知ることはありません。ここでは、アイスホッケーを習いはじめるきっかけを紹介します。
1-1.何歳から習うことができるのか
アイスホッケーは、何歳からでもはじめることができるスポーツです。早い人だと3歳くらいからスケートをはじめ、4歳5歳とスティックを持って滑ることができます。スポーツ教室やスクールは、小学生以上という資格が必要なところもあるため、6歳からは習いはじめることはできるでしょう。
1-2. 近くにスケートリンクがあるかリサーチ
北海道や寒い地域でなくても、アイスホッケーを習えるチームが全国に多数あります。日本アイスホッケー連盟のホームページから、全国のスケートリンクを調べることができるため、近くにあるかをリサーチしましょう。スケートリンクでスクールや教室を紹介してもらい、詳しい費用や内容を直接問い合わせることができます。
1-3. スクールの体験レッスンを受けてみる
アイスホッケー初心者で道具を持っていなくても、体験レッスンを受けられます。どのようなスポーツなのかを、実際に体験してみることで、向き不向きがわかるからです。「めちゃくちゃ楽しい!」「思っていたよりも大変じゃない」などの声も多くあるため、まずはアイスホッケーを体感してから決めてみると良いでしょう。
2.習い事にかかる道具や費用について
アイスホッケーをするには、用意しなければならない必要な道具や防具があります。どれにいくらぐらいの費用がかかるのか、わからない方もいらっしゃるでしょう。ここでは、習い事にかかる道具や費用について説明します。
2-1. 教室やスクールに支払う月謝
近くにある教室やスクールに通う場合、団体によって差はありますが、月謝5,000~10,000円程度かかります。また、通う場所によっては車の送迎も必要になるため燃料代もかかるでしょう。同じチームメートと乗り合いをするなどの工夫をすれば、移動費は安く抑えられます。月謝や燃料代以外にも、その他にスポーツ保険料や登録料など、1,000~円程度必要になるでしょう。
2-2. スケートや防具類にかかる初期費用の目安
アイスホッケーをはじめるのに、スケートや防具類を用意しなければなりません。スケートからヘルメット、スティックや防具など、一式揃えると約10万円程度かかるでしょう。しかし、専門に取り扱っているショップではセール品も多くあるため、費用を抑えることは可能になります。
値段が安いと家計は助かりますが、安全性を重視するならば、ある程度の金額をかけることも必要かもしれません。何より、習い事を楽しく安全に行ってもらうことが一番大切になるでしょう。
2-3. 上達していくと遠征費の準備が必要に
初心者からレベルアップしていくと、チームの戦力として活躍するため、遠征などにも行くことになります。地元にとどまらず、色々なチームと対戦することで、上達していけるからです。遠征は個々の自信にもつながり、良い経験をすることができますが遠征費がかかるため、後々準備が必要になるでしょう。
3.アイスホッケーを習うメリットはたくさんある
コストがかかるスポーツではありますが、習うことで得られるメリットは多くあります。ここでは、アイスホッケーを習うメリットを紹介します。
3-1.体幹が鍛えられてバランス感覚が身に付く
氷上で行うスポーツになるため、スケートのスキルが必要になり、バランス感覚が身に付きます。アイスホッケーの場合は、フィギュアスケートとは違い、スケートの刃が薄く、立っているだけでも体幹が鍛えられるからです。
さらに全身運動でするため、外で遊ぶことが減って運動不足の子どもたちにピッタリなスポーツと言えるでしょう。アイスホッケーを習うことで、自由自在に滑るスケーティング技術を含め、体同士が衝突してもブレないバランス感覚が身に付けられるメリットがあるのです。
3-2. 肉体面でも精神面でも強くなれる
防具を身に着けているとは言え、体のぶつかり合いを繰り広げられるため、肉体面が鍛えられるスポーツです。さらに、転んでもすぐに立ち上がり、パックに向かって走り出さなければならないため、くよくよと落ち込んでいる暇はありません。
仲間と共に、相手チームに向かって戦うことで、諦めない気持ちやくじけない精神を磨くことができます。瞬発力も身に付きますが、何よりくじけずにすぐに立ち上がる姿勢から、精神面でも強くなれるスポーツなのです。
3-3. チームワークのコミュニケーションから仲間ができる
アイスホッケーは、チームワークが大切になるスポーツです。仲間と一緒に、相手ゴールを目指して点を取るため、一人で勝手にできるスポーツではないからです。点を取りに前に進む時も、相手が攻めてきたときに守る時も、コミュニケーションをとって助け合いながらすることが大切になります。
リンクに行けば仲間がいる、自分はチームの一員と思う、それだけでも心強く普段の生活でも心の支えになるメリットがあるでしょう。
4.まとめ
アイスホッケーはコストがかかるスポーツではありますが、習うことで得られるメリットは多くあります。澄んだ空気の中でスケートリンクに立って滑る…これだけでも日常から離れてリフレッシュになり、運動不足を解消できるスポーツです。
子ども時代にやっていて、社会人になって趣味として再度はじめる方もいらっしゃいます。一生を通して楽しめるスポーツなので、ぜひ習ってみたいとお考えの方は、近くのアイスアリーナなどに問い合わせてみてはいかがでしょうか。
大津市のアイスアリーナ内にある「サーティーンスポーツ」では、アイスホッケーで使用する道具を豊富に取り揃えています。アイスホッケーにご興味がありましたら、ぜひお気軽に一度ご来店くださいませ。